ボクシングWBO世界Sフェザー級タイトルマッチ 伊藤雅雪 生中継!

2019年5月29日水曜日

2019年 WOWOW エキサイトマッチ

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5月26日(日)午前11:00
WBO世界Sフェザー級タイトルマッチ
●王者 伊藤雅雪(日本) 12回判定 〇挑戦者 ジャメル・へリング(アメリカ)


伊藤は試合前からリラックス。アメリカ大手のプロモート会社、トップランク社と契約しての初戦。今後のビッグマッチに繋げていきたいが、まずは一戦一戦勝つことがこの先に繋がる重要な一戦。

第1ラウンド、長身でリーチのあるへリングはロングレンジから右ジャブ、右フックで距離をキープ。伊藤は上体も振れているが、距離が遠くやりにくそう。自分のパンチを当てるにはもう一歩踏み込みが必要。ペースはへリングか。

第2ラウンド以降も、常に自分の距離をキープしながら右ジャブ、右フックでうまさを見せるへリングがペース支配。時折放つ左ボディーも鋭い。伊藤は右ストレート、左フックで中に入ろうとするも、相手のパンチを警戒し過ぎて単発。

中盤過ぎまで同様の展開。

このままでは厳しいと思い始めた第8ラウンド、伊藤は思い切って踏み込み、近い距離でへリングも戦いにくそうなシーンを作る。ここでしつこく手数を出して追い上げたいが、へリングもそうはさせじと再び上手く距離をキープ。

終盤以降も踏み込みたい伊藤に対して、しっかり自分の距離で戦ったへリングのペースで進み、終了ゴング。

判定は、112―116、110―118、110―118、の0―3判定で、2度目の防衛に失敗。

「トレーナーから、打った後にルーム(空間)をつくって、その中で打てと言われたができなかった。相手は左ボディーがうまかった。それが気になり、一発打って、くっついて、というふうになってしまった。自分が追って、逃げられる、いいルームをつくれず相手が打つ。もっと距離をつぶして、当たると思っていたんですけど」

残念な結果だが、へリングが上手く戦った。
伊藤はひとまずゆっくり休んでほしい。

個人的には、この試合を経験として一回り成長した伊藤のボクシングが観てみたい。

ヘビー級に続く


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